前回の続きです。
続いて箱根神社に伺いました。
この立派な杉の木、みんなスルーしてたけど、「矢立の杉」というご神木で箱根神社の見どころのひとつ。
坂上田村麻呂が蝦夷平定の際、そして源頼義が安倍氏追討の際にその木に武運長久を祈り、弓矢を奉納したという故事があります。
高さ35m、樹齢1200年という古木です。
89段の階段を上った先に本殿があります。
階段は89の語呂合わせで厄落としの意味があるとか。
先に伺った頭龍神社の本宮はアクセスが悪いため、
気軽に参拝出来るようにと建てられたものです。
天井の龍の絵が見事。
そういえば私の遊覧船の乗船証、白い龍でした。
何色かあるそうです。
新宮の手前には「龍神水」があります。
手水ではなくいわゆる御神水で、口に含むと不浄を清め運気が上がると言われています。
自前のペットボトルなどで持ち帰りも可能。
空のペットボトルは境内の売店で買うことも出来ます。
こちらもご神木の安産杉。
古来から武家や庶民の間で厚く信仰されてきた木で、北条政子の出産の際、源頼朝が使いを派遣して安産祈願をした記録も残っています。
幼馴染の大親友がまもなく出産なのでなんとなく他人事ではなく…
お産が無事に終わるよう、健やかに生まれてきてくれるようお願いさせていただきました。
本殿の左、社務所の前にある「清めの湯」。
「清々しい心で元気と天下の険を征する力、即ち何事にも立ち向かう強い心身が授かれる」と言い、箱根山から湧き出る温泉を手に受けることが出来るのですが…
ここ、だーれもいない。。。
なんで。。。
ほんのり硫黄の香りと温かいお湯で心ほぐれる気持ちのいいスポットです。
誰も来ないのをいいことに、しばらく温まらせていただきました。
私、ここが一番気に入ったかも(笑)
箱根神社にお参りの際はぜひ立ち寄ってくださいね。
黒い鯉しかいないのかなと思っていたら白い鯉が来てくれました。
写真を撮り忘れたところもありますが、一通り回り終えて、ちょうどお昼になったので名物だという「俺のうどん赤」をいただきました。
赤い見た目に反して辛くない、なんて言ったらいいかわからないけど(笑)
鰹節な感じの食べやすいお味でした。
おなかに余裕があったら、おもちも食べたかったです。
甘酒も…ジンジャーエールも…(好物)
*うどんは至って普通の量です。私が小食すぎるだけ…
「縁」を求めに行ったこの旅でドンピシャなくじを引くという。
九頭龍神社・芦ノ湖とは違って意識的にお仕事する感じではなく、滞在することに意味があったように感じます。
気づけば2時間も滞在していて、えっそんなに?!って感じ。
あちこち歩いて見ている間、高次元の私はあれこれとやってくれてたのでしょう。(笑)
本当はこの後バスの方に戻りがてら、「あしのこ茶屋」さんの縁結び焼きを食べたかったのだけど、おなかに入らなそうだったので断念。
微妙に時間が余ってしまい、どうしようかとぶらぶらしていたら、バス駐車場のすぐそばに「箱根水晶みやび」という宝石屋さんがあるのを発見。
外にアメジストドームが飾ってあり、中にも大きな角柱が見えていて、石好きの血が騒ぐ!
ということでお邪魔させてもらいました。
店員さんとお話が盛り上がって、コーヒーとお菓子をご馳走になりました。
ありがとうございます。
ゆっくり見させていただいて、ラリマーかわいいな~と思ったけど連れて帰る!にはならなかったので今回はお見送り。。。
ルース持ってるし、ブレスはなんか違う気がして。
コーヒーいただいただけになって申し訳ないです…と言ったら、なんと…さらにありがたいことが。
内緒ね!とのことだったので詳しくは伏せておきますが、お心遣い嬉しかったです。
応援していただいたこと、頑張ります!
出発まであと15分、バスで待つのはもったいなくて湖畔でぼんやり水面を眺めました。
本当に気持ちがいい日で、なんか心地よくて楽しかったし、また来たいなあと思いました。
というか、この感じは間違いなくまた来るやつ(笑)なので「また来ます!」と心の中で宣言してバスに乗りました。
次は鈴廣かまぼこの里に立ち寄り。
母リクエストのかまぼことビール好きな父に地ビールセットをお土産に買いました。
ここから新宿に直帰です。
朝4時半起きで、ずっと歩き回っていたのでさすがに疲れて寝ちゃいました。
だけど、どよんとした疲労感じゃなくて、さっぱりした心地良い感じの疲労。
楽しく運動のした後みたいな。
電車は退勤ラッシュだったけれど、それも全然気にならない、充実感や達成感でいっぱいの帰途でした。
また長くなるのでまとめは次に続きます。
美しい女神のあなたへ
Breath of Love 千紘