こんなに頑張ったのに
あんなに心を尽くしたのに
報われない
報われなかった
そう感じる時ってやっぱりあります。
時間やお金がかかったり、工夫を凝らしたりして苦労した分、絶対いける!これだ!とかって強い自信があった分だけ、思うような結果につながらないと、無駄だったのかな、意味なかったなってがっかりしてしまう。
悪い時は、私ってダメなんじゃないか、必要とされてないじゃないか…とかって自己否定にまで陥ったり。
そんな時いつも思い出すのは、通っていた予備校の大好きだった某名物国語教師の方の「正しい努力は裏切らない」という言葉。
ただの努力じゃなくて、“正しい”努力。
先生はその意味について全く解説しませんでしたが、たとえば漢字が苦手だからと漢字辞典一冊全部読んだとしたら、それは偉いしすごいけど、本当に欲しい結果(合格)に直結するか、近道になるかと言ったら全然違うわけです。
努力には方向性がある。
当たり前のようでいてすごくハッとさせられた言葉で、とても印象に残っています。
そもそも、努力するということはがむしゃらに、やたらめったらひたすらに打ち込めばいいということでもないし。
時間やお金をかけた、工夫した、心を尽くした、頑張った。
そう自分では思っているけど、それは正しい努力だったのか?
結果につながらなかったのは「正しい努力ではなかったから」もしくは「単にご縁がなかったから」に過ぎません。
そう考えることで次はどうしたらいいか、何をするべきだったのかと建設的に考えていけるし、すぐに気持ちを切り替えていけます。
「正しい努力は裏切らない」
私にとっての魔法の言葉です。
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